ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領の国政遂行支持率(肯定評価)は、下落の流れが一旦止まった。これまでの最低を記録した前週より1p上昇し、なんとか「30%台」を死守した。ただ 「新型コロナウイルス感染症への対処」への不満は大幅に増加した。

今日(23日)韓国世論専門調査企業“韓国ギャラップ”によると、今月20日から22日までの3日間 韓国内18歳以上の成人1003人を対象に、文大統領に対する職務遂行評価を調査した結果、肯定評価は31%であった。これまでの最低であった前週(30%)より1p上昇した数値である。一方、否定評価は前週より2p下落した60%を記録した。意見の留保は10%であった。

今回の文大統領の支持率に大きな変化はなかったが、肯定・否定評価が その理由において、新型コロナへの対処に関して 世論が大きく「悪化」したことがわかった。

肯定評価の理由としては「新型コロナへの対処」が28%で依然として最も高いが、前週対比で6pの大幅下落となった。「最善を尽くしている」は8%、「福祉拡大」が4%、「前政権よりましだ」4%などの順であった。

一方、否定評価の理由としては「不動産政策」が28%で圧倒的であるが、前週より3p下落した。そのかわり「新型コロナへの対処不足」が17%で、前週より9pも大幅に上昇した。「経済・民生問題解決不足」が9%などの順となった。

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