「南楊州の火災」に驚き…ソウル市も住宅商業複合施設の全数調査へ=韓国(画像提供:wowkorea)
「南楊州の火災」に驚き…ソウル市も住宅商業複合施設の全数調査へ=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市の消防災害本部は、今月10日に発生した京畿道ナムヤンジュ(南楊州)市の住宅商業複合マンション火災に関連し、脆弱(ぜいじゃく)要因分析に基づき、ソウル市内全ての住宅商業複合マンション559棟に対する消防特別調査を推進すると19日明らかにした。

住宅商業複合マンションは住居施設と商業施設が複合した建築物で、地下層や低層部に駐車場、商店などが配置されている。

低層部で発生した火災が初期で消火出来なかった場合、大量の有毒ガスと火炎が発生し上層部分の居住者の退避が混乱するかもしれないという点が脆弱だ。

消防災害本部は、住宅商業複合マンションの火災予防と安全管理強化の為、消防特別調査班114班240人を構成し、5月末までに住宅商業複合マンション352団地559棟に対する緊急消防特別調査を実施する。

ソウル市消防災害本部のチェ・テヨン本部長は「住宅商業複合マンションなど、大都市生活インフラの高層化、複合化を考慮した火災安全対策を推進する」とし、「火災予防の為、先制的な行政と迅速な事故対応に隙間が無いようにする」と明らかにした。
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