新型コロナ、今度はインド型変異種「まだ情報が不十分」=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ、今度はインド型変異種「まだ情報が不十分」=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス変異種が世界中で猛威を振るう中、インド型変異種に対する懸念も高まっている。韓国国内で発見されたインド型変異種は9件であるが、まだ感染リスクなど、情報が足りないことが分かった。

ソン・ヨンレ中央事故収拾本部社会戦略班長は18日、新型コロナ定例記者会見で、「2021年1月以降、インドから入国した感染者は計94人で、このうち、インド型変異種は9件と確認された」とし「ただ、危険性や感染力、致死率などについては、まだ情報が不十分である。」と述べた。

この新型コロナ変異種は、インドで最初に発見され「二重変異ウイルス(正式名称B.1.617)」として知られている。南アフリカ型、ブラジル型変異種のように、アミノ酸が置換されて優勢種となる場合、ワクチンの効果が低下することがあるという推測が出ている。

ソン班長は「インド型変異種はまだ感染力や致死率などに関する情報がわからない関係で、世界保健機関(WHO)もまだ定義に基づく分類をしていない」とし「引き続き動向監視中」と述べた。

一方、疾病管理庁は、海外の変異ウイルスの動向を探り、国内での感染があるかどうかを監視するために、誘電体分析システムを運営している。インド型変異種は、オーストラリア、ベルギー、ドイツ、アイルランド、イギリス、アメリカ、ニュージーランドなどで発見されたが、他の変異種に比べ感染者が多くないレベルと把握されている。

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