慶南地方警察庁は暴行、公園わいせつなどの疑いでA容疑者を25日、検挙したと26日に発表した。
A容疑者は無職で、去る2月22日から3月23日まで1か月間、城山区一帯のバス停やベンチなどで午後6時以降に1人でいる女性を相手に犯行を犯した。
A容疑者は自転車2台を盗んで乗り、1人でいる女性に唾を吐いたり、飲み物をかけたりする行為を15回してきた。
大半の犯行後は逃亡したが、去る16日には唾を吐いた20代女性の後をつけて、エレベーターにも同乗。この女性は男性が唾を吐いた事実を知らずにいたが、危険を感じて目的地とは違う階を押した。
エレベーターが該当階に到着するとA容疑者は1人で降りたが、女性が降りないのを見て再び乗り込んだ。女性が「どこに住んでいるのか」と尋ねるとA容疑者がアパートの棟にない号を言ったため、言い争いになったという。
また、A容疑者は自転車に乗り、女性の前でズボンを下ろすなど3度にわたってわいせつ行為をはたらいた事実も確認された。
警察は、この行為を女性特定犯罪とみている。被害女性の年齢は、10代から40代まで18人にのぼる。
類似犯行事故が繰り返されると専担チームを立ち上げて捜査に乗り出し、防犯カメラ(CCTV)を分析して容疑者を特定した末に、A容疑者の居住地近くで検挙に成功した。
なお、A容疑者は犯行の事実を認めたが、動機は明かしていない。
警察はA容疑者に対し、具体的な犯行動機や経緯などを取り調べている。
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