北朝鮮、オリンピック委員会の総会開催…東京オリンピック参加言及はなし

北朝鮮がオリンピック委員会の総会を開催したと26日、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が報道した。

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　同紙は総会が前日の25日にピョンヤン（平壌）で、ビデオ会議方式で開かれたとし、昨年の事業に対する総括と今年の事業に対する討議があったと伝えた。

　今回の会議は来る7月、東京オリンピックが制限的な状況でも開催が確定された後に開かれたもので、北朝鮮が大会に参加するかどうか注目される。

　新型コロナウイルスにより今大会は海外の観客の入場が不可能な状態で開催される予定だ。

　北朝鮮は新型コロナウイルスの流行後、国境を閉鎖するほど敏感に事態に対応しており、大規模選手団を日本へ派遣するのかどうか未知数だ。

　キム・イルグク体育相は報告でキム・ジョンウン（金正恩）総書記が去る1月の党大会と2月の全体会議で、北朝鮮を「体育先進国隊列」に入ることができるよう伝授したと述べた。

　また昨年、専門体育技術を発展させ、体育種目技術の科学化を実現するための事業で成果があったとし、国際体育機構との協力も強化されたと言及した。

　会議の参加者は新国家経済発展5か年計画の履行期間中、国際競技で技術的にメダルを獲得することを誓ったと同紙は伝えた。