「前の車が左右に揺れている」…警察への通報で飲酒運転と薬物検査の陽性が判明=韓国(画像提供:wowkorea)
「前の車が左右に揺れている」…警察への通報で飲酒運転と薬物検査の陽性が判明=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウルのある小学校の前で飲酒運転で摘発された40代の男性が、怪しい行動をしたため追加で行われた薬物検査で陽性反応が出て、警察が調査に乗り出した。

ソウル・トボン(道峰)警察署は23日、40代の男性A氏を道路交通法(飲酒運転)と麻薬類管理法違反の疑いで立件したと、23日に明らかにした。

A氏は19日正午、ソウル道峰区の小学校の前で酒に酔ったまま、自分の車を運転した疑いを受けている。

A氏の車両の後ろで運転していたドライバーが、前の車が左右に揺れていることに気付き、飲酒運転が疑われるとして警察に通報し、警察が現場に出動して摘発した。

警察による確認の結果、当時A氏の血中アルコール濃度は0.139%だった。これは、免許取り消し(0.08%)の基準を上回る数値だ。

A氏は「地下鉄の駅の近くで酒を飲んで、約5km程度運転してきた」とし、泥酔状態でハンドルを握った事実を陳述したことが分かった。

しかし、A氏の瞳と話し方などから怪しい気配を感じた警察は、警察署に任意同行して麻薬簡易検査を行い、ヒロポン陽性反応の検出を確認した。警察はA氏の毛髪を採取し、国立科学捜査研究院に精密検査を依頼した状態だ。

警察関係者は「麻薬類管理法違反の疑惑も追加で立件された」とし「国立科学捜査研究院の精密検査結果を待っている」と説明した。
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