韓国統一部の李種珠報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国統一部の李種珠報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は22日の定例会見で、北朝鮮との対話再開の機会にする考えだった東京五輪・パラリンピックの海外からの観客受け入れを見送る方針が決まったことについて、「与えられた環境と状況に合わせ、朝鮮半島平和プロセスの進展の契機になる方策を探し続ける」と述べた。

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 また、「朝鮮半島の平和プロセスのため、さまざまな機会が活用でき、東京五輪もその一つになり得る」との認識を示した。

 韓国政府は東京五輪を南北だけではなく、米朝対話再開の糸口を見つけられる機会と見なしていた。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」から102年を迎えた1日の記念式典で、東京五輪について「韓日間、南北間、日朝間、米朝間の対話の機会になり得る」として、開催成功のため協力する姿勢を示していた。


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