韓国野党“国民の党” の安哲秀 代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党“国民の党” の安哲秀 代表(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル市長選の有力候補となっている野党“国民の党” のアン・チョルス(安哲秀)代表は今日(8日)“世界女性の日”を迎え、与党“共に民主党”所属の自治体長たちによる性犯罪に関して、ムン・ジェイン(文在寅)大統領に“対国民謝罪”を求めた。

アン代表はこの日の午前、国会で開かれた党最高委員会議で「今日は1977年に制定された世界女性の日だ。去る1920年 米国で女性の参政権が憲法上の権利として認められた」とし「わが国は解放後 初の総選挙があった1948年から女性の参政権が認められたが、70年あまりが経った今でも、女性の人権は依然として脆弱だ」と語った。

この何年かの間に3度も続けて起こった与党の広域自治体長による性犯罪事件は、単純に法律だけでは女性の人権が完全には保護され得ないということが明確に表れたのであり、チュンチョンナムド(忠清南道)知事・プサン(釜山)市長・ソウル市長による性犯罪が続けて3度も起きたにもかかわらず、大統領と与党からは きちんとした謝罪の一言もないというのが、アン代表の指摘である。

アン代表は文大統領と与党、そして与党のソウル市長候補に対して「皆さんの心の中に、この地の一人一人の女性を、“一票”ではなく“一人の人間の人格”として尊重する心が 塵ほどでもあるのなら、今日 女性の日を迎えた中 所属自治体長たちによる性犯罪について心から謝罪することを望む」とし「加えて 故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長による性犯罪問題と、それに続く2次加害に対して責任のある者たちを根こそぎ党から除籍をし、最小限の良心のかけらが残っていることを示すことを願う」と語った。

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