産業通商資源部は2月の輸出額（通関基準）が448億1000万ドル（約4兆7798億円）、輸入額は421億1000万ドル（約4兆4918億円）で、前年同期比それぞれ9.5%、13.9%増加したと、1日明らかにした。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は27億1000万ドル（約2890億円）で、10か月連続の黒字を記録した。
月別輸出は、昨年11月に4.0%増加して以降、12月（12.6%）、今年1月（11.4%）に続き今年2月まで4か月連続で増加した。4か月連続の増加は35か月ぶりだ。
操業日数を排除した日平均輸出は22億9800万ドル、前年同期比26.4%増加したことで5か月連続の増加を記録し、40か月ぶりに最も高い増加を示した。
特に2月の日平均輸出額が22億ドルを超えたことで、日平均基準では2月の過去最高の実績を記録し、総輸出は2月の過去2番目の実績だ。
これにより昨年12月から今年2月までの総輸出と日平均輸出額はそれぞれ当月の過去の記録で「トップ3」に入る実績を記録した。
品目別にみると、15の主力品目のうち半導体（＋13.2%）、自動車（＋47.0%）、石油化学（＋22.4%）、車部品（＋8.9%）、鉄鋼（＋3.8%）、船舶（＋4.0%）、無線通信機器（＋10.3%）、ディスプレイ（＋19.1%）、家電（＋13.3%）、バイオヘルス（＋62.5%）・2次電池（＋10.1%）など11品目が増加を記録した。
特に最大の輸出品目である半導体は5か月連続で2けた台の増加、8か月連続の増加を記録し、輸出全体の増加を主導した。
半導体をはじめとした無線通信機器、ディスプレイ、家電、2次電池などのIT関連5品目は、すべて5か月連続の増加を記録した。
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