丁国務総理は20日午前、キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)市ブンダン(盆唐)区のSKバイオサイエンス本社を訪問し「来週にはSKバイオサイエンスのアンドン(安東)工場からアストラゼネカワクチンが初めて出荷され、2月26日には歴史的な国内初の接種が行われる予定」と述べた。
丁国務総理はコロナワクチンの流通・輸送、ワクチン別のオーダーメード型コールドチェーンの運営を担当するSKバイオサイエンス統合管制センターの流通準備状況を点検し、関係者たちを激励するために同社を訪れた。
丁国務総理は、SKバイオサイエンスのチョ・テジュン室長から、コロナワクチンの流通準備状況について報告を受けた。引き続き統合状況室を訪れ、モノのインターネット(IoT)基盤のリアルタイムモニタリングシステムを点検し、ワクチンの容器も確認した。
さらに「コロナワクチン流通準備に尽力してくださったSKバイオサイエンス役員・職員の皆さんに深く感謝する」とし「政府は国内外の工場で作られたワクチンが最終接種機関まで安全に輸送され、ワクチンの品質が維持されるようワクチン別模擬訓練を実施するなど、万全の準備をしている」と伝えた。
また「コロナワクチンは製品によって保管と流通条件が難しく、有効期間が短いため、オーダーメード型流通管理が結局は接種の成否を左右することになる」と指摘した。丁国務総理はSKバイオサイエンス関係者たちに「短時間で全国民を対象に接種が行われなければならないため、緊張感を持ち、徹底して流通管理に努めてほしい」と要請した。
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