米新任下院外交委員長「ビラ禁止法議論で委員会招集する方針」(画像提供:wowkorea)
米新任下院外交委員長「ビラ禁止法議論で委員会招集する方針」(画像提供:wowkorea)
米国議会117会期から下院外交委員長を務める民主党のグレゴリー・ミークス議員は、いわゆる「対北ビラ散布禁止法」を検討し、この法に関する議論のための委員会を招集する方針だと明らかにした。

5日米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、ミークス新任委員長は電話インタビューで、対北ビラ禁止法が表現の自由を侵害し北朝鮮内の情報流入を妨害しているとの批判について、「私は表現の自由を強く支持する」とし、「(法案と関連し)委員会を招集するつもりだ。われわれは集まって、対北ビラ禁止法とこれが(北朝鮮住民の情報)接近に与える否定的な影響に対する真摯な議論をする予定」だと明らかにした。

また、「委員会はこの法と関連し決定を下すことに必要な全ての事実と情報を検討するつもり」だとし、「われわれはこれを超党的な形で行おうと思う」と述べた。

ミークス委員長は優先的に民主党及び共和党議員らと対話を行った後、聴聞会の形にまで議論が拡大する可能性を示唆した。そして「私の目標はわれわれがこの問題と関連し超党的に協力できる部分があるかを探ること」だと強調した。

また、「韓国の多くの人びとが歳を重ねるにつれ北朝鮮にいる親族らと疎通することを望むため、その点において若干の接触と対話を望んでいるものと把握している」とし、「対北ビラに関するこの対話はわれわれの同盟国と徹底的に議論すべき問題」だと述べた。

ミークス委員長は新任外交委員長として朝鮮半島問題に対する優先順位についての質問には、「韓国と協議し域内において共同で協力するようにするのが私の優先順位」だとし、「究極的にわれわれ全てが望むことは統一した朝鮮半島だが、この目標に到達するには多くの作業が必要だ。同盟国の韓国と協力し『戦略的な計画』を立てるようにしたい」と話した。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85