韓国産業通商資源省の兪明希 通商交渉本部長(画像提供:wowkorea)
韓国産業通商資源省の兪明希 通商交渉本部長(画像提供:wowkorea)
韓国とフランス両国は、デジタル・グリーン分野の通商協力を強化し、新型コロナウイルス感染症の治療剤・ワクチン開発も協力していくことで合意した。

今日(18日)韓国の産業通商資源部(経済産業省に相当)によると、ユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長はこの日 ソウルのロッテホテルで、フランスのフランク・リーステール文化・貿易相と直接 面談をもち「新型コロナへの対応協力」、「デジタル・グリーン分野での経済協力」、「グローバル通商環境の変化への対応」について協議した。

フランスはヨーロッパ連合(EU)の中心国として、ドイツとともにヨーロッパ・グリーンディールを主導している気候変動に対する先導国であり、韓国においてヨーロッパ内で6番目の交易対象国である。

ユ本部長は、今年 両国がG20(主要20か国)、OECD(経済協力開発機構)など多国間の舞台で、新型コロナの状況にもかかわらず、必須商品・サービス・人材の流れを円滑化させるために緊密に協力してきたことを評価し、現在 進められている新型コロナ治療剤の開発協力が所期の成果を出し、ワクチン開発と普及でも両国間の協力を強化していこうと提案した。

また ユ本部長は、新型コロナ以降の経済回復の戦略として、両国が共にデジタル・グリーン分野の転換に高い関心をもっているため、今後 両国間の協力の潜在力は大きいと評価した。

今回の面談では、ジョー・バイデン米新政府による通商政策の方向と、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP・TPP11)などのグローバル通商環境についても意見の交換がなされた。

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