喫煙に対する社会的統制を高めている北朝鮮は、「禁煙キャンペーン」を始めたのにつづき、積極的な「禁煙法の広報」に乗り出している。

北朝鮮の宣伝メディア“朝鮮の今日”は、10日付けの“禁煙法について”というタイトルの記事で、先月4日 最高人民委員会議の常任委員会で通過した「禁煙法」を詳細に説明した。記事の最後には「つづく」と書いてあることから、シリーズとして これからも禁煙法の説明がつづくものとみられる。

このメディアは「今回 採択された禁煙法は、共和国の機関、企業所、団体と公民、共和国の領域にいる外国人に適用される」と伝えた。

この記事には、去る5日に報道された 朝鮮労働党機関紙“労働新聞”による禁煙法についての記事よりも、より詳細な説明が記述されていて、これは 法の積極的な宣伝、広報をしようという目的であるとみられる。

この法は 北朝鮮の住民だけでなく、北朝鮮国内に入ってきた外国人たちにも適用されるということである。また 単純に禁煙を要求するだけでなく、科学的な禁煙治療法を研究、開発することを、法で規定しているものとみられる。

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