台湾で、新型コロナウイルス感染症により隔離中のある男性が、部屋から外に8秒間 出たとして、10万台湾ドル(約36万8000円)の罰金が賦課されたと、CNNが台湾中央通信(CNA)を引用して報道した。

台湾保健省は、フィリピンから来た移住労働者の男性が高雄市のホテルに隔離されていたが、ちょっと部屋の外の廊下へと出ていった姿が監視カメラに捉えられ、前述のような罰金が賦課されたと伝えた。

台湾検疫規定によると、隔離中の人々は その時間に関係なく部屋の外へ出てはならない。保健省は「隔離者は、ホテルの部屋を出るくらいで罰金を支払うことはないだろうと考えてはいけない」と警告した。

台湾は「速戦即決」方式で、他の国々がまだ実施していない去る12月31日から、中国武漢からの航空便の乗客たちを検査した。ジョンス・ホプキンズ大学の資料によると、2300万人の人口である台湾は、計716人の新型コロナの累計感染者と7人の死者だけを記録している。

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