「大韓航空・アシアナ買収」仮処分申請の決定が明日出される=韓国(画像提供:wowkorea)
「大韓航空・アシアナ買収」仮処分申請の決定が明日出される=韓国(画像提供:wowkorea)
大韓航空によるアシアナ航空買収と関連した仮処分申請事件の決定が、12月1日に出される。

裁判所によると30日、ソウル中央地裁は、KCGI傘下のグレースホールディングスなどが韓進KALを相手に出していた「新株発行禁止の仮処分」申請事件の決定が来月1日に下される。

チョ・ウォンテ(趙源泰)韓進グループ会長側と経営権争いを繰り広げているKCGI株主連合側は、韓進KALの5000億ウォン(約470億円)規模の第三者割当増資に対する新株発行を無効にしてほしいとして訴訟を起こした。

これまでKCGI側は、合併についての賛成や反対とは別に、新株発行が合法な方法ではないと主張していた。一方、韓進KAL側は会社の存立のための経営上の判断であるとして対抗した。

今月25日開かれた尋問期日でも、趙源泰会長側は合法な取引を主張する反面、KCGI側は趙源泰会長側が既存の株主らの権利を侵害したと反論した。

仮処分訴訟が棄却されれば、両社の統合作業はよりスピーディーに進められるものと見られる。組合側の反発や独寡占の問題による海外企業の結合審査などの関門が残っているが、統合作業が加速化される見通しだ。
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