新型コロナウイルスの専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は17日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から73人増え、計2万5108人になったと発表した。市中感染が62人、海外からの入国者の感染が11人だった。1日当たりの新規感染者数は、15日に100人を上回ったが、16日に47人と再び2桁台になっていた。だが、秋夕(中秋節)連休(9月30日~10月4日)に起きた家族同士の感染などが続く中、ソウル近郊の広州市内の病院で新たな集団感染が発生した。 この日の新たな市中感染者62人を地域別にみると京畿道が32人、ソウル市が17人、仁川市が1人と首都圏で50人を占めた。このほか、釜山市が6人、江原道が3人、忠清南道が2人、慶尚南道が1人だった。 広州市内の病院では患者ら計17人の感染が確認された。感染者と接触した244人に対する検査が行われており、感染者はさらに増える可能性がある。 一方、海外からの入国者の感染は前日より5人増加した。5人は空港や港湾での検疫で感染が判明し、残りの6人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から2人増え、計443人となった。韓国国内の平均致死率は1.76%。 16日の検査件数は9101件で、前日より414件多かった。 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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