「今年のチュソク(秋夕)は帰省できない」…「申し訳ない」気持ちを込めた高価ギフト人気(画像提供:wowkorea)
「今年のチュソク(秋夕)は帰省できない」…「申し訳ない」気持ちを込めた高価ギフト人気(画像提供:wowkorea)
韓国では今年、高価なチュソク(秋夕)ギフトセンターの販売量が急増している。コロナの拡散により直接顔を見ずに名節を過ごす需要が拡散しているためだ。帰省できない代わりに費用を増やしてギフトを1段階アップグレードするわけだ。

流通業界も高級ギフトセットを例年より多様化しながら非対面の需要に応えるのに積極的に乗り出した。伝統的な人気ギフトである韓牛・イシモチだけでなく、果物・健康機能食品など高級化の流れである。

◇高級ギフトセット人気…やはり「韓牛」販売2倍に

14日、現代百貨店によると今年のチュソク(秋夕)のギフトセットの予約販売期間(8月14日~9月5日)、韓牛の売上が昨年に比べて50万ウォン以上の121.1%伸びた。イシモチも30万ウォン以上89.7%増加し、他のギフトセットに比べて価格上昇率が目立った。
業界関係者は「コロナの拡散後、初めての名節である今年のチュソク(秋夕)は里帰りが減ることと予想される」とし「ギフトを通じて気持ちを表現しようとする消費者心理が例年よりも強く表れている」と説明した。

◇高級ギフトセット、シャインマスカット、健康機能食品「多様化」

ギフトセットの人気上位を占めるのは、変わりなく韓牛・イシモチだが、最近の消費文化の変化により果物・健康機能食品も人気が出てきている。果物ではシャインマスカットのセットが人気だ。シャインマスカットは種がなく糖度も高い果物として認知され、販売量が急増している果物のうちの1つだ。

コロナ以後、免疫力にたいする関心が高まり、健康機能食品ギフトセットでも差別化戦略が登場した。
KGC韓国高麗人参公社は鹿茸(鹿の角の漢方)をブレンドした製品を20万~50万ウォンで販売中だ。CJグループも20万ウォンほどの高麗人参一株ギフトセットを出している。
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