韓国外相、「ニュージーランドでの韓国外交官セクハラ事件、責任を負う」(画像提供:wowkorea)
韓国外相、「ニュージーランドでの韓国外交官セクハラ事件、責任を負う」(画像提供:wowkorea)
韓国のカン・ギョンファ(康京和)外交部(外務省に相当)長官が駐ニュージーランド大使館で発生した韓国外交官セクハラ事件と関連し「責任を負う」と再度強調した。

 康長官は31日、国会外交統一委員会に出席し、「青瓦台(大統領府)の調査報告書に長官の責任を指摘した内容があったのか」という「国民党」イ・テギュ議員の質疑に対し「青瓦台の報告結論に(関連指摘が)ないとしても、どんな形であれ私が責任を負わなければならない部分」とし、「責任を負う」と明らかにした。

 ただし、報告書の内容と関連した質問には「先週外交統一委員会以後、報告書と添付物を詳しく検討し、多くの部分で不備があったということを認める」と答えた。 続いて詳細な内容については「本部と公館の職員たちが関与している」とし、慎重な態度を示した。

 康長官は「外交部が該当外交官に対する過ちを認めて懲戒し、被害者の供述を検証しなければならないというのは矛盾」というイ議員の指摘に対し、「事件発生当時、公館の調査、数か月後に韓国監査室の調査での被害者の供述と、本人がニュージーランド警察当局に調査を依頼しながら(陳述した)内容に新しい部分がある」とし、「新しい部分において確認が必要だという意味」と説明した。

 続けて、被害者への「謝罪」に関して「このような事実関係が十分に点検されていない状況で韓国の国格、外交関係の基本を考慮すると、私が簡単に考慮する問題ではないという意味」とし、「被害者の苦痛に十分共感するが、長官として公開発言は政治的・外交的・法的含意がある」と述べた。

 また、康長官は「友好関係を築いてきたニュージーランドとこの問題を解決し、法治主義・人権・自国民保護の価値を共有する両国が、より関係を発展させていくように努力する」と付け加えた。


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