北朝鮮は去る26日、この男性の北への再入国の事実を報道して以降、今まで関連情報を報じていない。
一旦、この男性が帰郷したケソン(開城)地域での新型コロナウイルス感染症の防疫を強化しながら、彼の検査結果を待っているものとみられる。
ある見方では、この男性がこれから北朝鮮の体制宣伝に活用されるという分析もある。米国のラジオ放送局である自由アジア放送(RFA) は28日、米国の対北専門家からの引用で、この男性が北朝鮮で体制宣伝に動員されたのち、処罰を受けるものと予想されると報道した。
代表的な事例は、去る2017年に北に戻った脱北者のイム・ジヒョン氏である。イム氏は2014年に韓国に来てタレント活動をしていたが、2017年 突然北朝鮮に戻った。
イム氏はその後 北朝鮮の対外メディアを通じて、韓国での生活が「地獄のようだった」と涙を浮かべていた。
一方 イム氏とは違い、今回の男性は体制の宣伝には使われないという分析もある。韓国で犯罪を犯し、処罰を避けるために北に戻ってきたのが明確となっているため、体制の宣伝には適さないという判断からである。
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