新型コロナで読書文化も変化…オーディオブック・電子書籍が人気＝韓国

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の長期化でオンラインコンテンツやストリーミングサービスの利用が増加している中、図書市場のデジタル転換も加速している。図書市場に非対面図書文化が広がり、電子書籍やオーディオブックを求める利用者が増加している。

　オーディオブックプラットフォーム「Storytel」は第1四半期に比べ、今月の国内新規加入者が約3.5倍増加したと18日、明らかにした。先立って、オンライン書店Yes24は去る5月の電子書籍販売量が昨年同期比41%急騰したと発表していた。

　特に新型コロナウイルス以降、聴取率が最も増加したオーディオのジャンルは乳・児童カテゴリーだ。在宅勤務の拡散により子どもの保育時間が増加した利用者らがオーディオを選んだもの。

　この他にも自己啓発ジャンルの聴取率も急速に増加している。また新型コロナウイルスによる経済危機に対する不安感から経済・経営書も人気だ。