中国と韓国「企業人の例外的な入国許可に合意」…韓国政府「速やかな施行を」

中韓の外交当局は、両国の企業人の入国手続きの簡素化を推進することに合意した中、韓国外交部（外務省に相当）側は今日（20日）「関連条件を（中国側と）調整している」と伝えた。

韓国外交部の当局者はこの日、記者たちとの話で「色々な国を対象に企業人の必須とされる活動に例外的な入国の許可を要請してきたが、（中国との合意で）その一歩が踏み出せた」と語った。

韓国のチョ・セヨン外交次官は去る17日に中国外務省の副部長とTV会議をもち、中韓両国の企業人の入国のための“迅速通路”の新設を推進することに合意し、可能な限り速やかな実行のために実務レベルでの協議をつづけていくことを決定した。

韓国外交当局者は「中国と合意された“迅速通路”が実施されても、新型コロナウイルス感染症事態以前のように証明書だけあればどこにでも国内を移動できるというものではない」とし「現在のようにどこにも行けない状況よりもより円滑になる効果は必ずあるものとなるだろう」と強調した。

一方、新型コロナ事態の中、韓国外交当局の交渉により例外的な入国許可を受けた韓国の企業人は、今日（20日）の基準で9か国3068人である。例外的入国完了者が2250人、ビザ発給支援が48人、例外交渉完了者は770人となっている。