新規完治者が300人に、新規感染者は74人…4日間“感染者より完治者が多い”＝韓国

韓国内の新型コロナウイルスの感染者の中で、完治者数が一日の間に303人出ている。新規の完治者数が4日間、新規の感染者数より多い状態がつづいているが、首都圏では教会での集団感染が発生しているなど、依然として緊張状態から抜け出せない状況である。

韓国の中央防疫対策本部は今日（16日）0時基準で、感染者数は前日より74人増え、計8236人となったと発表した。

一日毎の感染者は、去る6日に518人、8日367人、10日131人と減少した。11日には242人と増加したが、その後の12日114人、14日107人、15日76人、16日74人と再び減少している。

多くの感染者たちが完治の判定を受け隔離解除される中、一日毎の隔離解除者数は4日間、感染者数より多い状態である。この日の0時基準で、追加の隔離解除者は303人に達した。新規の完治者が300人を越えたのは今回が初めてである。

しかし、首都圏では京畿道（キョンギド）城南（ソンナム）市の“恩恵の川”教会で、一日の間に感染者が40人も発生している。