11月5日午前、ソウルのアシアナ航空本社(提供:news1)
11月5日午前、ソウルのアシアナ航空本社(提供:news1)
今日(12日)午前、ソウルのアシアナ航空の本社。31年ぶりに代わる新たなオーナーがHDC現代産業開発・未来アセットによるコンソーシアム(企業連合)が有力であるという知らせが伝えられ、本社の職員たちは静かながらも期待感をのぞかせた。

この日の午前、アシアナ航空の筆頭株主である錦湖産業は理事会を開き、現代産業開発コンソーシアムがアシアナ航空の買収先としての優先交渉対象者として選ばれるとされている。

この日のアシアナ航空本社の職員たちは個人の携帯電話でマスコミの報道による内容を知った。ロビーで会ったある職員は「株価が上がっていることを知った」と語った。

新たなオーナーに対する期待感も表した。別のある職員は「(新たなオーナーは)資金力もあるが、航空業の経験がないという点でむしろアシアナ航空の革新を成すことができるのではと思う」と語った。

アシアナ航空は過去30年余りの間、韓国内の航空業界を代表する大企業としての座を守ってきた。しかしパク・サムグ錦湖アシアナグループ前会長の無理な投資などにより会社が流動性危機を受け、売却に至った。今回の売却が成されれば、このようなリスクが解消されるという点で、その期待感が持たれている。
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