“平昌五輪メダリスト”スピードスケートのイ・スンフンを虚偽記事で名誉毀損した記者、1審で罰金刑
“平昌五輪メダリスト”スピードスケートのイ・スンフンを虚偽記事で名誉毀損した記者、1審で罰金刑
平昌冬季オリンピック(五輪)にスピードスケート韓国代表として出場したイ・スンフンに対する虚偽記事を作成し、名誉を毀損した容疑で裁判にかけられた記者が1審で罰金刑を言い渡された。

イ・スンフン の最新ニュースまとめ

 ソウル中央地裁は情報通信網法上の名誉毀損、脅迫容疑で起訴された総合週刊誌の記者A氏に罰金200万ウォン(約20万円)を宣告したと8日、明らかにした。

 A氏はイ・スンフンが個人トレーニングをするという名目で、スケート連盟に嘘をつき、練習団不参加事由書を提出して妻とヨーロッパ旅行したとの記事を昨年5月に報じた。

 しかしイ・スンフンは妻と旅行した後、個人トレーニングと遠征を行うため不参加事由書を提出、該当記事の主要内容は虚偽の事実であると調査された。

 判事は「イ・スンフンが妻と旅行した時期がスケート連盟に不参加事由書を提出する前なのか後なのか、非常に重要だが、客観的な事実確認なく、周囲の言葉のみを信じて虚偽の内容の記事を掲載した」と指摘。

 イ・スンフンが取材要請に応じなかった点は認めるが、A氏がジャーナリストとして事実関係を綿密に確認すべき基本的な責務があったと判事は説明した。

 判事は「A氏に記事内容が真実であると信じるに値する妥当な理由があるとみるのは難しい」とし「虚偽の事実に対する認識と誹謗の目的で虚偽の事実を掲載し、イ・スンフンの名誉を棄損した事実が認められる」と判断した。

 ただしA氏がスケート連盟の特定選手金メダル集中疑惑やイ・スンフンの後輩暴行疑惑などを確認するため、イ・スンフン夫妻にメールを送ったという脅迫容疑については無罪が言い渡された。



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