会見に出席したベント監督(左)=30日、ソウル(聯合ニュース)
会見に出席したベント監督(左)=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サッカー韓国代表のベント監督は30日、ソウル市内で開かれた東アジアサッカー連盟(EAFF)E―1選手権(12月、韓国・釜山)のキックオフ会見で、自身初の韓日戦について「慎重な姿勢で真摯(しんし)に臨む」と述べた。

 

 隔年で開かれるE―1選手権は、国際サッカー連盟(FIFA)、アジアサッカー連盟(AFC)が主管する大会ではなく、国際Aマッチデー(フル代表チーム同士の試合期間)の開催でもないため、海外のチームに所属する選手を出場させることができない。大会の重要度は落ちるものの、韓日戦だけは別だ。

 ベント監督は「韓日戦がどの試合よりも激しいライバル戦だということを承知している」とし、「今回の韓日戦は韓国チームの大会最終試合だが、最初の2試合で善戦して最後の試合までしっかり準備し、われわれが望む結果を得たい」と意気込みを語った。

 韓国内でプレーする選手だけで出場しなければならない今大会は、ベント監督にとってこれまで起用しなかった選手を実戦で観察できる舞台となる。

 ベント監督は今大会を機に代表チームに新たに選抜される選手に期待を示した。

 E―1選手権は12月10日から18日まで、釜山・アジアド主競技場と九徳運動場で開催され、男子の部には韓国、日本、中国、香港が出場する。

 2003年に始まったこの大会で通算4回優勝の韓国は最多優勝国。


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