アシアナ航空の旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
アシアナ航空の旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で日本製品の不買運動の一環として日本旅行を控える動きが広がり、航空便を利用する旅客が急減する中、アシアナ航空は7日、釜山―沖縄線の運航を今月23日から中止すると発表した。  同社は現在、エアバスA320(160席)で釜山―沖縄線を週3往復運航している。 運航中止の理由について、同社は「需要(減少)による供給調整」のためだと説明した。 アシアナ航空は先月末にも、ソウル郊外の仁川と福岡、大阪、沖縄を結ぶ路線で9月中旬から使用する機材を小型化し、座席供給数を減らすと発表していた。 同社だけでなく、韓国航空会社の多くが収益性確保のために日本路線の調整に乗り出している。 大韓航空は9月から釜山―札幌線を運休すると発表し、他の日本路線でも使用機材を小型機に変更することを検討している。  格安航空会社(LCC)も日本路線の運航縮小に踏み切った。 ティーウェイ航空は7月24日から務安―大分線を休止し、9月からは大邱―熊本、釜山―佐賀線の定期便も運休する。イースター航空も9月から釜山と札幌、大阪を結ぶ路線を運休する。 航空業界の関係者は「日本旅行を拒否する動きにより日本路線の旅客需要の急減が数値としても表れており、このような雰囲気がさらに拡大する傾向にあるため、各航空会社も赤字を避けようと日本路線の調整を積極的に検討している」と述べた。
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