韓国外相　米国へ出発＝29日にポンペオ国務長官と会談

【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和（カン・ギョンファ）外交部長官は28日午前、ポンペオ米国務長官との外相会談などのため米国に向け出発する。ニューヨークで29日午前（現地時間）、国連の平和維持に関する閣僚級会合に出席した後、午後にワシントンを訪れてポンペオ氏と会談する予定だ。

　韓米外相が会うのは、物別れに終わった2月末の米朝首脳会談後で初めて。非核化交渉の中断も示唆している北朝鮮の動向について状況を共有し、早期の米朝交渉再開に向けた方策を協議するとみられる。ほかに、文在寅（ムン・ジェイン）大統領とトランプ大統領の首脳会談開催を話し合う可能性もある。

　韓米外相会談には、北朝鮮核問題の交渉で韓国の首席代表を務める外交部の李度勲（イ・ドフン）朝鮮半島平和交渉本部長も同席する。

　外交部によると、李氏は28～30日に米国を訪れ、カウンターパートである国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と会談するほか、北朝鮮核問題や北朝鮮問題に関わる米政府関係者と会う計画だという。李氏とビーガン氏の会談はワシントンで今月6日に行われて以来、約3週間ぶり。