韓国　きょうのニュース（３月１８日）

◇チョン・ジュニョンの逮捕状請求　わいせつ動画撮影容疑　韓国のソウル地方警察庁は１８日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反（カメラなどを利用した撮影）容疑で歌手兼タレントのチョン・ジュニョンさん（３０）の逮捕状を請求した。チョンさんは人気グループＢＩＧＢＡＮＧ（ビッグバン）のＶ．Ｉ（ヴィアイ）さん（２８）らが参加するコミュニケーションアプリ「カカオトーク」のグループトークなどに、隠し撮りしたと疑われるわいせつ動画を流した容疑が持たれている。◇文大統領の支持率４４．９%　就任後最低に　世論調査会社、リアルメーターが１８日に発表した文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率は４４．９%で、前週から１．４ポイント下がった。３週連続で低下し、２０１７年５月の就任以来の最低値を更新した。不支持率は２．９ポイント上がり４９．７%と、支持率を４．８ポイント上回った。週間集計で初めて誤差範囲外となった。◇国産戦闘機　２１年に試作機完成へ　空軍の主力戦闘機を国内で開発する韓国国産戦闘機（ＫＦＸ）事業の試作１号機が、２１年に完成する予定だ。防衛事業庁が国会国防委員会で行った業務報告で明らかにした。開発費は計８兆８３０４億ウォン（約８７００億円）で、事業にはインドネシアも共同開発国として参加している。このほか、戦略標的監視のために韓国軍の偵察衛星を確保する「４２５事業」は２２年から衛星の打ち上げが行われる見通し。 ◇ソウル地下鉄２号線　地上区間の地下化検討へ　ソウル市は、地下鉄２号線の地上区間を地下化する方策を検討することを決めた。同市の広津区、城東区、松坡区の区庁長は１５日に朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長と会い、地下化の必要性と具体的な推進策について議論した。地下鉄２号線は計２１．９１キロが地上区間を走っており、騒音や振動、粉じんなどにより住民が地下化を強く要求している。◇アスリート・芸術家の兵役特例制度　作業部会で存廃議論へ 　アスリートや芸術家に対する兵役特例制度の存廃を検討する国防部、兵務庁、文化体育観光部によるタスクフォース（作業部会）が３月中に発足する。兵務庁が国会国防委員会で行った業務報告で明らかにした。兵務庁は「１８年のジャカルタ・アジア大会を機に兵役履行の公平性や公正性の問題が起きた」として、「時代の環境に応じ、国民の目線に立った制度改善を推進する」との方針を示した。