<2018ア大会>“準決勝で激突”ベトナム代表・パク監督「韓国を愛してるが、私はベトナムの監督だ」
<2018ア大会>“準決勝で激突”ベトナム代表・パク監督「韓国を愛してるが、私はベトナムの監督だ」
アジア大会・男子サッカー、ベトナム代表のパク・ハンソ監督(59、韓国出身)が準決勝で韓国を相手にする複雑な心境を明かした。

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 ベトナムは27日(現地時間)、インドネシア・ブカシのPatriot Stadiumでおこなわれたシリアとの「アジア大会2018ジャカルタ」男子サッカー・準々決勝で、延長の末に1-0で勝利した。これでベトナムは初めてアジア大会の準決勝に進むこととなった。

 今年1月、AFC U-23チャンピオンシップ準優勝で、“パク・ハンソシンドローム”を作ったベトナムは再び、新たな歴史を刻んだ。

 言葉通り、ベトナムの英雄。この日、ベトナムの記者団はシリア戦を終えて会見場に姿を見せたパク監督を大きな拍手で迎えた。

 パク監督は「わたしたちがまた、一歩を踏み出した。ベトナム精神で身を包んだ選手たちがあまりにも誇らしい。監督として光栄だ」と喜びを噛み締めた。

 続けて、他国の代表監督として母国と対戦することになった心境も伝えた。パク監督は「わたしの祖国は韓国で、祖国をとても愛している。だが、いまはベトナム代表の監督だ。ベトナムの監督としての責任と任務を全うしたい」と意気込んだ。

 韓国のキム・ハクボム監督(58)が先に準決勝進出を決めた後、ベトナムとの対戦を期待していると述べていた。それが現実となったが、偶然にも条件は同じだ。韓国はウズベキスタンを相手に延長の末、4-3で勝利した。ベトナムの延長120分の試合を消化した。

 これにパク・ハンソ監督は「韓国は数時間、先に試合をおこなったが、双方が延長戦までおこなった。いまは、どちらが精神的、肉体的に回復するかが重要だ。それに焦点を合わせたい」と語った。

 キム・ハクボム監督との対決も見物だ。パク監督はキム監督とKリーグ時代を共にした指導者だ。パク監督は「キム・ハクボム監督はKリーグで長い経験を積んだ知略家だ」とし、「Kリーグで一緒だった同僚として、いい試合ができるよう努力する」と伝えた。

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