事故への対応を急ぐ海洋警察庁=26日、ソウル(聯合ニュース)
事故への対応を急ぐ海洋警察庁=26日、ソウル(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】26日午前7時20分ごろ、北海道の南東約430キロの海上で韓国の遠洋漁船2隻が衝突した。2隻の計38人のうち35人が救助され、3人が行方不明となっている。

 漁船「101クムヤン号」がロシア海域に入るため待機していたところ、移動中だった「803トンヨン号」と衝突し、101クムヤン号が沈没したもようだ。両船には計38人が乗っていた。このうち韓国人7人と外国人28人の船員が救助されたが、外国人船員3人は行方不明となっている。 

 近くには韓国船籍と外国船籍の漁船が多数おり、衝突事故が起きるとすぐに、沈没した101クムヤン号の船員の救助に乗り出したと伝えられる。現在もこれら漁船が行方不明者の捜索を続けている。

 衝突した2隻は北太平洋で操業する遠洋サンマ漁船とされる。サンマ漁は漁船が密集して操業しているため、衝突のリスクが大きいと以前から指摘されていた。

 漁船の所有会社は事故と沈没の経緯を調べている。


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