(左から)金正恩委員長、文在寅大統領、トランプ大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
(左から)金正恩委員長、文在寅大統領、トランプ大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)高官は6日、記者団に対し、「南北・北米(米朝)首脳会談や、可能なら南北米(韓米朝)首脳会談まで行った後、必要なら6カ国協議まで拡大できる」との考えを示した。

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 同高官は「関連国からのもう少し安全な装置、保証が必要であれば6カ国まで拡大できる」と述べた上で「手順上の問題」と述べた。

 ただ、「わが政府が6カ国協議(の開催)を考えているわけではない。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は南北米(首脳会談)までは話した」として、「6カ国協議が役に立つかどうかは南北・北米・南北米首脳会談まで開いてから判断しなければならない」と説明。「(一連の会談の)進行過程でロシアや日本、中国が自国の役割について話すのではないかと思う」として、「そういったことを総合的に考慮し、6カ国になるか、4カ国になるかを判断しなければならない」と述べた。

 日本メディアが北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が中国の習近平国家主席に6カ国協議への復帰に同意する考えを示したと報じたことに関しては、「金委員長が最初から朝鮮半島の非核化や平和問題を6カ国協議(のテーブル)に載せ、6カ国の枠組み内で解決するということではないと思う」と述べた。

 27日の南北首脳会談で議論する議題については、「きのうの南北首脳会談準備委員会で議論したが決定できず、まとめている」とした。


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