釜山の金海国際空港から韓国入りしたハン・ウンギョン氏=29日、釜山(聯合ニュース)
釜山の金海国際空港から韓国入りしたハン・ウンギョン氏=29日、釜山(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮サッカー協会のハン・ウンギョン副会長をはじめとする役員4人が29日、中国・北京経由で釜山の金海国際空港から韓国入りし、大韓サッカー協会の関係者が出迎えた。 北朝鮮のサッカー関係者が韓国を訪問したのは、北朝鮮サッカー代表が仁川アジア大会に参加した2014年10月以来。 ハン氏らは30日に釜山市内のホテルで開かれる東アジアサッカー連盟(EAFF)の総会に参加した後、31日に北朝鮮に戻る予定だ。 今回の総会ではEAFAの事務局を日本から韓国に移転することに伴う役員の選任などが主な案件として扱われる。 ハン氏はEAFFの執行委員。昨年5月に行われた国際サッカー連盟(FIFA)の理事選ではアジア地域の女性理事1人枠への当選が有力視されていたが、ハン氏が直前に辞退したことで実現しなかった。 大韓サッカー協会関係者はハン氏の訪韓について、EAFF加盟国としての権利を履行するためのものとし、「南北のスポーツ交流は公式の議題には含まれていないが、東アジア連盟会長を務める大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長と自然な形で話をする可能性もある」と述べた。
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