臨時休日の決定で海外旅行客が増えることが予想される=(聯合ニュース)
臨時休日の決定で海外旅行客が増えることが予想される=(聯合ニュース)
◇10月2日を臨時休日に 最長10日間の「黄金連休」 韓国政府は5日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が主宰した閣議で、秋夕(中秋節、今年は10月4日)連休前の10月2日(月曜日)を臨時休日とすることを決定した。10月3日は建国記念日にあたる開天節で祝日、4日は秋夕、5日は秋夕翌日、6日は振り替え休日。臨時休日の指定により、前週末の9月30日(土曜日)からハングルの日で祝日の10月9日(月曜日)まで、最長10連休となる。◇韓国軍ミサイルの足かせ 弾頭重量の制限解除に韓米合意 文在寅大統領とトランプ米大統領が4日夜に電話会談し、北朝鮮の6回目核実験への対抗措置として韓米ミサイル指針で定められた韓国軍のミサイル弾頭重量の制限を解除することで合意したと、韓国青瓦台(大統領府)報道官が書面で発表した。韓米両国は1979年に初めてミサイル指針の取り決めに合意してから38年で、韓国軍の弾頭重量の上限が外されることになった。有事発生時に韓国軍が北朝鮮の挑発に対し独自の報復能力を備えるという点で重要な意味を持つ。◇盆唐・大邱を投機過熱地区に指定 全国29地区に ソウル近郊の京畿道城南市盆唐区と南東部の大邱市寿城区が6日から「投機過熱地区」に指定され、ローン資産価値比率(LTV)と総返済負担率(DTI)が40%に引き下げられるなどさまざまな規制を受ける。政府が8月に投機目的の住宅取引の規制などを盛り込んだ不動産対策を打ち出した際、ソウルの25の区と京畿道果川市、世宗市の行政中心複合都市建設予定地の27地区を投機過熱地区に指定しており、今回の指定で29地区に増えた。また、民間住宅の分譲価格上限制の適用条件が緩和されたことで、上限制が来月末から事実上復活することになる。◇文大統領あす訪ロ プーチン氏と会談 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が6日から2日間の日程で、「東方経済フォーラム」出席のためロシア・ウラジオストクを訪れ、プーチン大統領と会談する。文大統領のロシア訪問は就任後初めて。北朝鮮の6回目の核実験を受け首脳外交を展開する。また、北東アジアを含むユーラシア地域の国々との経済協力に向けた政府の「新北方政策」の第一歩を踏み出すという意味で注目される。6日のプーチン氏との首脳会談、共同記者会見を通じ、主な協定を締結する予定だ。◇豪雨で農産物高騰 政府が特別対策 農林畜産食品部は5日、秋夕を前に物価を安定させるため19日から特別供給管理対策を推進すると発表した。7~8月の降雨による作況不振で、野菜類など農産物の価格が全般的に高騰している。先月の農畜産物の消費者物価指数は115.6で、消費者物価指数全体(103.5)を大きく上回った。◇現代自・中国工場で操業一時停止 THAAD余波で 韓国・現代自動車の中国の現地工場1カ所が、協力会社による部品供給中断を受けて操業を一時停止した。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発する中国での販売不振も重なり、現代自動車の中国工場は当分、操業中断と再開を繰り返す可能性があるとの見方も出ている。◇MBC社長 雇用労働部の事情聴取に応じる MBCテレビの金張謙(キム・ジャンギョム)社長が5日、不当労働行為に関連して事情聴取を受けるため雇用労働部に出頭した。金社長はこの日午前、報道陣に対し「公営放送の社長として、言論の自由と放送の独立をどのように守るか悩んだ。就任して6カ月しか経たない社長が、政権を後ろ盾にしたなんでもできるメディア労組を相手にどのような不当労働行為ができるというのか」と疑惑を否定し、「堂々と調べを受けてくる」と述べた。◇生理用品の全成分調査を要求 韓国市民団体 韓国メーカーの生理用ナプキンから有害物質が検出された問題で、市民団体「女性環境連帯」が5日、記者会見を開き、食品医薬品安全処に対して揮発性有機化合物(VOCs)を含めた全成分を調査し、疫学調査も行うよう求めた。
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