北朝鮮、静止衛星運搬用エンジンの噴出試験に成功…追加挑発の可能性も(提供:news1)
北朝鮮、静止衛星運搬用エンジンの噴出試験に成功…追加挑発の可能性も(提供:news1)
北朝鮮は20日、新型の静止衛星運搬ロケット用大出力エンジンの地上噴出試験に成功したと主張した。

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 北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日「我が国で初めて開発した静止衛星運搬ロケット用大出力エンジンの地上噴出試験が成功的に行われた」と伝えた。

 去る9日、5回目の核実験以降、初めて軍事的な行動に乗り出した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「宇宙科学技術と宇宙産業は国力を評価する重要な基準となる」とし「国家宇宙開発国家宇宙開発5カ年計画実現のため、宇宙開発事業を本格的に行っていくことにより、広大な宇宙制服の活路をさらに力強く開いて行かなければならない」と述べた。

 続けて「宇宙開発と利用は我々党の重要な方針であり、国家として引き続き力を入れるべき重要な事業」とし「国家宇宙開発局で、宇宙開発を衛星開発に重点を置いて行い、我々の力と技術でそれぞれ異なる用途の衛星をさらに製作、発射して、我が国をこの数年以内に静止衛星保有国にしなければならない」とした。

 北朝鮮の今回のロケット試験は長距離大陸間弾道ミサイル発射に必要なエンジン実験というミサイル開発の一環とみられる。

 5回目の核実験後、追加挑発が予想されている中、金正恩委員長が直接今回の試験を視察したという点で、北朝鮮が追加で大陸間弾道ミサイル発射などの挑発に乗り出す可能性が高まっている。

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