【ソウル聯合ニュース】心に響く日本映画3本が韓国で相次いで公開される。 来月29日公開の「リップヴァンウィンクルの花嫁」は「ラブレター」で韓国に日本映画ブームを起こした岩井俊二監督が「花とアリス」以来、12年ぶりに日本で製作した長編映画。 現実に適応できない派遣教員の皆川七海(黒木華)が交流サイト(SNS)で里中真白(Cocco)などと知り合ったことから始まった日々を描く。 岩井俊二監督の「ラブレター」は韓国では1998年の日本文化開放後に公開され、観客動員数140万人を達成。映画の中の「お元気ですか」というセリフが流行するほどの人気作となった。 来月21日に公開される土井裕泰監督の「ビリギャル」は問題児の工藤さやか(有村架純)が坪田先生(伊藤淳史)と出会い、名門大学への進学に挑戦することになるストーリー。 土井監督は「いま、会いにゆきます」で16万7000人、「涙そうそう」で11万3000人の観客を動員するなど、韓国でもファンが多く、実話を元にした「ビリギャル」にも期待が集まっている。 韓国でも人気の小説家、吉本バナナの作品を原作にした「海のふた」(豊島圭介監督)は都会での生活に疲れ、実家のある海辺の町に戻ったまり(菊池亜希子)とやけどと共に心に傷を抱えて暮らすはじめ(三根梓)がかき氷店を切り盛りしながらそれぞれの道を探す物語。来月末に公開される予定だ。
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