韓国の免税店内の化粧品売り場(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の免税店内の化粧品売り場(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国化粧品大手各社が主要ブランドの免税店販売価格を引き上げていることが、3日までに分かった。高級化粧品市場で海外ブランドに劣らぬ成長が続いていることが製品の値上げにつながったようだ。 業界によると、LG生活健康は今月1日、韓方(韓国の伝統医学)化粧品ブランド「The history of Whoo」の約10種類の製品について免税店販売価格を引き上げた。マスク製品を60ドル(約6000円)から63ドルに、水分パック製品を73ドルから77ドルにそれぞれ引き上げた。 アモーレパシフィックもこのほど高級ブランド「HERA」のクッションファンデーション製品をリニューアルしたことに伴い、33ドルから37ドルに値上げした。 高級ブランドの販売が好調なことから韓国化粧品メーカーの業績は好調が続いている。 LG生活健康は今年4~6月期連結決算で売上高が前年同期比18.5%増の1兆5539億ウォン(1410億円)、営業利益が同34.1%増の2254億ウォンを記録した。4~6月期としては過去最高の業績となった。 NH投資証券のアナリストは、「高級化粧品ブランドの成長が初期段階にあることを踏まえると、当面は高成長が続く」と見通した。
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