韓国の高速道路(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の高速道路(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部によると、5月末現在、自動車登録された自家用車の数は計1996万4178台で、今月中に自家用車の登録台数が2000万台を超える見通しだ。 自家用車は全体の自動車登録から営業用や公用車を除いたもの。4人家族基準で1世帯当たり1.55台、2世帯当たり3台保有している計算になり、1世帯で車2台を所有する傾向が強まっている。 自家用車の登録台数は1月に1970万9257台、2月に1975万6376台、3月に1982万8969台、4月に1989万5875台と毎月約5万~6万台ずつ増加してきた。このままいけば今月中に自家用車が2000万台を超えることは確実だ。 自家用車のうち乗用車は5月末基準で1612万6314台(80.8%)と全体の大部分を占めた。また、自家用乗用車のうち国産車は1059万4730台、外国車は115万9214台だった。◇ 関連制度に課題も 韓国の自家用車台数は1970年代にはわずか4万6000台で100世帯に1台の割合だった。 だが、2006年5月には1476万台に増加し100世帯中90世帯が車を保有している計算になった。 それからの10年でさらに500万台増え、2000万台突破を目前にしている。 ただ、自動車業界周辺からは品質やサービス問題、エコカー普及など関連制度が先進国水準に達していないとして、メーカー中心の自動車政策を消費者中心に改善すべきだという指摘が出ている。
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