【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争(1950~1953年)で戦死し、北朝鮮で発掘された元韓国兵の遺骨15柱が韓国に帰ってきた。 韓米両国は28日、韓国の韓米連合司令部で国防部の韓民求(ハン・ミング)長官とスカパロッティ在韓米軍司令官(韓米連合司令官兼務)主管の遺骨返還式を行い、韓国側に15柱が返還された。15柱は2002~04年まで米国が北朝鮮と合同で行った発掘作業で見つかり、元韓国兵の遺骨であることが分かり返還されることになった。 ただ、15柱の身元はまだ確認されていない。国防部は朝鮮戦争戦死者の遺族の遺伝子と一つずつ照合するなどして身元の確認作業を進める計画だ。 一方、韓国と共に戦い戦死した米軍の兵士の遺骨2柱が米国に帰る。米国に返還される2柱は、昨年11月に南北軍事境界線に近い江原道楊口郡で発掘された。 朝鮮戦争の韓国軍戦死者の遺骨は約9000柱が発掘されたが、非武装地帯(DMZ)や北朝鮮に約4万柱、韓国に約8万4000柱が埋まっていると推測される。 また、米軍の戦死者約5万4000人のうち、約8000柱の遺骨がいまだに見つかっていない。米軍はDMZや北朝鮮に約6000柱、韓国に約2000柱が埋まっているとみている。 sjp@yna.co.kr
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