【ソウル聯合ニュース】軍用機の製作などを手掛ける韓国の防衛産業大手、韓国航空宇宙産業(KAI)は31日、チリ・サンティアゴの空港で現地時間の29日から開催中の南米最大級の航空宇宙博覧会「国際航空宇宙見本市」(FIDAE)に参加していると明らかにした。 KAIの河成龍(ハ・ソンヨン)社長ら同社関係者は博覧会会場で南米主要国の軍関係者と面会し、韓国製初等練習機KT1などの輸出について意見を交わした。 KAIは韓国製機動ヘリコプター、スリオンの初の輸出に向けた交渉も積極的に進めている。 博覧会には約40カ国から600社以上が参加し、会期中は約15万人が来場すると予想される。 博覧会で大きな関心を集めているのはKAIがペルーと共同生産した練習機KT1Pだ。 KAIはペルーのKT1P共同生産基地を南米市場攻略のための拠点として活用する計画だ。 南米軍用航空機市場の規模は今後10年間で高等練習機約150機、初等練習約200機、スルオン級ヘリ約200機の計約550機、11兆ウォン(約1兆800億円)規模に成長する見通しだ。 sjp@yna.co.kr
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