韓国のセブンイレブン、ドリップコーヒーのカップから悪臭…全て回収へ

ロッテグループの系列会社であるコリアセブンで運営しているコンビニエンスストア「セブンイレブン」のドリップコーヒーであるセブンカフェのカップが不良であることがわかり、本社レベルで回収に乗り出した。

　セブンイレブンは最近全国の店舗にセブンカフェのLサイズのカップ全量を返品するという内容の公文書を送ったと22日、明らかにした。

　これはセブンカフェLサイズのカップでインクの匂いに似た悪臭がするという苦情が寄せられたためだ。セブンイレブン側は「一部の店舗でセブンカフェコーヒーで不快な臭いがしているという苦情を受け付けた」とし「またカップのカバーが内部とくっついておらず、落ちるということも回収の原因」と説明した。

　二重包装の緑色のカバー部分は接着剤でくっつけるタイプだが、製造過程で接着がきちんとされていないことが把握されている。接着力が弱かったせいでコーヒーを入れる容器とカバーの間で分離現象が発生しているという。

　これに対しセブンイレブンは個々の店舗はもちろん、物流センター内の該当製品を全量返品することにした。