13年、北京で開かれた6カ国協議10周年記念セミナーに出席したチェ氏=(聯合ニュース)
13年、北京で開かれた6カ国協議10周年記念セミナーに出席したチェ氏=(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】北朝鮮の6カ国協議次席代表を務めるチェ・ソンヒ外務省米州局副局長が28日に中国・北京を訪問したことが分かった。複数の北京の消息筋が29日、伝えた。 チェ氏は金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官、6カ国協議首席代表の李容浩(リ・ヨンホ)外務次官らと共に北朝鮮の代表的な核担当官僚とされる。1年前から米州局長を務めているとの見方もある。 北朝鮮消息筋は「北の官僚が北京を経由し、第三国に行くことがたびたびある」として、「チェ副局長は米国担当であり、中朝当局の接触のために北京に来たようではない」と述べた。 ただ、北朝鮮が今月6日、4回目の核実験を行ってから核問題を担当する官僚の海外での動きが明らかになるのは初めてで、国際社会の対北朝鮮制裁をめぐり北朝鮮の対応が本格化しているとの分析が出ている。 チェ氏は国際社会の対北朝鮮制裁に関する動向などを分析し、今後の対応を模索するとみられる。最終的な行き先は確認されていない。 kimchiboxs@yna.co.kr
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