【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所が先月、姦通罪に違憲判断を示したことに対し、韓国の男性は賛成、女性は反対の意見が多いことがアンケート調査で分かった。 結婚情報サービスのデュオが19日に明らかにした20~30代の未婚の男女613人を対象にしたアンケート調査の結果によると、男性の66.3%が姦通罪の廃止を、女性の62.3%が姦通罪の維持を支持した。 廃止を支持した理由(複数回答)について、男性の回答をみると、「浮気は犯罪行為でない」(32.8%)、「プライバシーに対する公権力の浪費だ」(25.9%)との意見が多かった。女性は「これまで姦通罪で実刑を言い渡された事例はまれだ」(25.6%)、「有名無実化した姦通罪を補完する法的な仕組み作りが先だと思う」(20.9%)などと回答した。 維持を支持する理由(複数回答)として、男性は「性道徳意識の低下と性の乱れを引き起こす」(48.0%)、女性は「不倫に対する国の強力な刑罰権が必要だ」(22.5%)との意見がそれぞれ最多だった。 配偶者の不倫が分かった場合の対応を尋ねると、男性は「反省すれば1回は許し、機会を与える」が39.9%、女性は「離婚・損害賠償訴訟で慰謝料を受け取る」が52.9%を占めた。 mgk1202@yna.co.kr
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