落下したもの同じ金属部品=30日、ソウル(聯合ニュース)
落下したもの同じ金属部品=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウルの複合施設「第2ロッテワールド」のショッピングモールで金属部品が落下した事故で、負傷したのは当初伝えられていた買い物客ではなく、協力会社の社員だったことが30日、分かった。 ロッテグループの関係者や客によると、ロッテワールドモールで29日午前、クレジットカードほどの大きさの金属部品が落下し、1階にいた40代男性の頭にぶつかった。男性は車いすで医務室に運ばれ、すぐに近くの病院に搬送された。 聯合ニュースが確認したところ、この部品は縦8センチ、横5センチ、厚さ0.6センチほど。ステンレス鋼でできており、それなりの重さがあった。 ロッテグループの関係者は「ガラスの手すりを固定する金属部品の外側のふたが、イベントの横断幕などの重みに耐え切れず落ちたようだ」と話している。 また、被害に遭った男性は客ではなく仕事で訪れた協力会社の社員だったとし、幸い額を2針縫う程度で済んだと説明した。29日の閉店後に外れる恐れのある部品があるかどうかを全数調査しており、近く溶接などを行い全て完全に固定する方針だという。 第2ロッテワールドは14日、ソウル・蚕室に低層部と呼ばれる商業施設がオープンした。2016年末には大規模テーマパークとして韓国で最も高い123階(555メートル)建ての超高層ビルが完工する予定だが、建設現場での事故や周辺道路の陥没のほか地下に巨大空洞が確認されるなど安全問題がたびたび浮上している。 stomo@yna.co.kr
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