【ソウル聯合ニュース】会社の資金、数十億ウォン(数億円)を横領した罪で起訴されたオリンパス韓国の元社長に実刑判決が言い渡された。
 ソウル中央地裁は5日、特定経済犯罪加重処罰法上の横領の罪で起訴された元社長に懲役2年6か月の実刑判決を言い渡した。
 また、ともに起訴された元社長の部下4人にも懲役2年・執行猶予3年から懲役3年までの判決が下された。
 裁判所は判決理由について「元社長が会社を成長させた実績は認められるが、犯行により部下まで横領に加担した点を踏まえると道徳的な非難は免れない」とした。
 元社長は2007年末、ソウル・江南区三成洞のオリンパスタワー新築工事で工事代金を水増しし差額の27億ウォン(現在のレートで約2億7800万円)を横領した罪で起訴された。
 部下4人も元社長の犯行に加担し27億ウォンのうち12億ウォンを受け取った罪で起訴された。

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