【ソウル聯合ニュース】オリックスの李大浩(イ・デホ)内野手が28日の西武戦で初の退場処分になったことに対し、韓国のネットユーザーらが不満の声をあげている。
 李大浩は0-6とリードを許した六回、走者なしで打席に立ち、1ボール2ストライクから西武先発・岸のワンバウンドの変化球にバットを出して三振と判定された。
 これに対して、李大浩はファウルチップだと主張。自らの目を指さし、「ちゃんと見てくれ」とジェスチャーしながら抗議したところ、球審への侮辱行為とみなされ来日初の退場処分になった。これに激怒したオリックスの森脇浩司監督も球審の胸を突いたため、暴力行為で退場となった。
 李大浩を退場処分にした西本欣司球審は李承ヨプ(イ・スンヨプ、現サムスン)内野手が巨人時代に放った本塁打について、走者が三塁ベースを踏み忘れたことを理由に無効とする判定をくだして物議を醸し、1軍のゲームから外れたことがある。
 李大浩の退場処分に韓国のネットユーザーはソーシャルネットワークサービス(SNS)などに多くの書き込みを行った。この中には日本審判のレベルの低さを嘆く内容や、温厚でほとんど判定にクレームをつけることのない李大浩に同情する声もあった。また「李大浩の退場はチームの士気を高める。さすがベテラン」との書き込みもあった。

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