【莞島聯合ニュース】韓国南部の全羅南道莞島郡は18日、金鍾植(キム・ジョンシク)郡守(郡の首長)らが17日から3日間の日程で石川県金沢市の日本海藻食品研究所を訪れ、「溶けにくいソフトクリーム」製造技術の説明を受けると明らかにした。
 このソフトクリームは一般商品に比べカロリー控えめで、常温で40分放置しても溶けない特許商品。
 日本海藻食品研究所は来年4月から1か月にわたり開催される「莞島国際海藻類博覧会」に出展し、海藻入りの溶けにくいソフトクリームと海藻で作った麺の製造・試食体験を行う。
 金郡守は「溶けにくいソフトクリームは博覧会で最も人気を集める体験商品になるだろう」と期待を寄せた。
 全羅南道と莞島郡が共催する国際海藻類博覧会は、食糧や資源の枯渇に備えた代替資源として海藻類の有用性を紹介する場となる。各国の海藻類関連企業が参加して製品を展示・販売するほか、海藻類を使った食品や美容グッズも試食・体験できるという。

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