【バルセロナ聯合ニュース】スペイン・バルセロナで25日に開幕した携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」を主催するGSM協会(GSMA)の「グローバルモバイルアワード」で、サムスン電子の製品が携帯電話部門などで5冠に輝いた。GSMAが26日までに明らかにした。
 それによるとサムスンは「最高のスマートフォン(多機能携帯電話)」「最高の携帯電話企業」「最高のモバイル消費者家電」「最高のモバイル装備」「最高技術責任者(CTO)が選ぶモバイル技術」の五つの部門で受賞した。
 「最高のスマートフォン」と「最高の携帯電話企業」は2年連続の受賞となった。
 スマートフォン部門では、「ギャラクシーS3」が米アップルの「iPhone(アイフォーン)5」などの競合他社を抑えて受賞を果たし、最高のモバイル消費者家電部門では「ギャラクシーカメラ」が受賞した。
 一方、サムスン電子は26日、チリ最大手の移動通信社「テレフォニカ・チリ」とLTE(高速無線通信)通信装備とソルーション供給パートナーシップ契約を結んだと明らかにした。
 昨年の欧州に続き中南米の第4世代LTE通信装備市場に進出したことになる。
 テレフォニカ・チリは、欧州や中南米の25カ国で2億8000人以上の加入者を抱える代表的なグローバル移動通信社だ。
 今回の契約締結でサムスンは今年からチリの主要16都市を中心に全国にLTEネットワークを構築していく。
 今後欧州や中南米市場でLTE事業を展開していく上での弾みとなる。

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