韓日中は領土問題をめぐりあつれきを抱えているが、11月にカンボジアで開かれる東アジア首脳会議(EAS)で、3カ国FTA締結のための交渉開始宣言が行われることに期待していると述べた。
朴長官は「領土問題と経済問題は別のアプローチをすべきだ。経済協力の強化によって、他問題の緊張が緩和することもある」と韓日中FTA締結に前向きな姿勢を示した。
日本との関係については、「両国が協力できる分野は多い」と指摘した上で、第三国への投資や多国間通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」を挙げた。
一方、米国の量的緩和政策については、インフレの懸念などプラスの面とマイナスの面の影響があると指摘。韓国の通貨ウォンのレートに対しては「変動性は安定しており、心配していない」との見解を示した。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0