金孝在氏=(聯合ニュース)
金孝在氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は11日、2008年7月の与党ハンナラ党(現・セヌリ党)の党代表選での買収工作疑惑に対する責任を取り辞意を表明していた青瓦台(大統領府)の金孝在(キム・ヒョジェ)政務首席秘書官の辞表を受理した。
 買収工作疑惑は、同党の高承徳(コ・スンドク)国会議員が1月、「現政権で行われた党代表選で立候補者から現金300万ウォン(約20万円)が入っている封筒をもらった」と暴露し、浮上した。その後、高氏は検察に参考人として出頭し、党代表選の2~3日前に現金入りの封筒をもらい、封筒には朴ヒ太(パク・ヒテ)議員の名刺が入っていたと証言した。同疑惑をめぐり、朴氏は9日に国会議長職を辞任した。
 金氏は党代表選当時、朴氏の選挙陣営の状況室長だった。朴氏の元秘書のコ・ミョンジン氏は検察で、高承徳氏側から300万ウォンを返してもらい、この事実を金氏に報告したと供述している。
 青瓦台は、政務首席秘書官と空席となっている放送通信委員長の後任の人選を慎重に進める方針だ。

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