【大田聯合ニュース】韓国山林庁の李敦求(イ・ドング)庁長は14日に記者会見を行い、10月10日から慶尚南道・昌原で開催される国連砂漠化対処条約(UNCCD)第10回締約国会議に北朝鮮代表団の参加を呼びかける考えを明らかにした。
 砂漠化が急速に進んでいる北朝鮮の総会参加を誘導し、北朝鮮を含む中国、モンゴルなど北東アジア地域の砂漠化の深刻さを伝え、国際社会の関心を喚起したい狙いがある。
 北朝鮮は14~16日にインドネシア・バリ島で開かれるUNCCDのアジア地域会合に出席する。北朝鮮は会議で、昌原総会の主要議題を検討し、自国の土地の砂漠化の状況を説明するなど、国際社会の協力を求めるとみられる。
 韓国は同会議で北朝鮮に総会への出席を勧める機会があるだろうと期待している。
 北朝鮮は2008年基準で過去10年間、山林面積が17万ヘクタール減少し、荒廃した面積は121万ヘクタール増加するなど、土地の砂漠化が深刻とされている。

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